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2015.8.31

着心地良く丈夫、網代文様を織り出した単衣御召長着

いつも九月の初めでも夏素材の着物を着ている暑さでしたが
このところ急に気温が下がり肌寒く感じる時もありましたので単衣の着物を出してみました。

御召は西陣、米沢、十日町が主な産地の先染め織物です。
無地の生地でも色数、地模様も豊富にあり、紬より着用出来る幅も広いことから男物の着物でもお薦めの生地です。

風合いも柔らかく、丈夫で着心地良い生地です。

単衣仕立ての場合、居敷当をつけています。

特に私のように体重があると座った時にお尻部分などの縫い目に特に負荷がかかり生地が傷みやすいので
補強のために広幅の羽二重を腰から下につけます。これで強度がかなり上がりますので安心できます。また夏物の透ける生地には紗素材の広幅居敷当がありますので
表に目立つことがなく通気性もよくおすすめです。