サービス紹介

2017.1.7

雨や雪が多いこの季節に履く「しぐれ草履」を紹介します。

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冬の時期のお出かけには欠かせない履物「しぐれ草履」が新たに仕上がってまいりましたのでご紹介します。
新たに改良された点は坪と鼻緒の裏地にビロードを使い、履き心地良く痛くなりにくくなっているところです。

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底の素材はゴム製の物を張ってありますから雨や雪の路面でも滑りにくくなっています。
普通の草履のように坪の切り口から水が上がってくることはありません。

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ぜひ手に取って品物をお確かめいただきたいと思います。

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2016.11.10

漆引箔が美しい、お洒落なクラッチバッグです

パーティーなどセミフォーマルの装いに合う、漆引箔のクラッチバッグです。
赤の引箔合うように口金にも黒の漆加工を施しています。

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引き箔は西陣織の技法で楮和紙に金箔や漆などの加工を施し極細く裁断して緯糸に織り込みます。

手のひらに収まるサイズで一点ずつ職人の手仕事により制作しています。

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2016.10.31

季節の柄はいかがでしょうか。クリスマスツリーをモチーフに染めました。

クリスマスツリーをモチーフに染めた名古屋帯をご紹介します。
作品名はクリスマスらしく「恵みツリー」です。
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「伊と幸」謹製の生成り紬で艶があるとても良い生地です。
全体的に落ち着いた色使いで染めており、ヒイラギの葉や実も渋い色目で。ポイントには金彩を施しました。

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一見してクリスマスツリーらしく見えないところも特長です。
真糊使いの手仕事は何とも言えない柔らかい雰囲気の仕上がりです。

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帯締め、帯揚げや小物でさらにクリスマスらしく装いましょう。
12月から先取りで締め、食事会やパーティーなど、何かとお忙しい季節ではありますが是非きものでいかがでしょうか。

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2016.8.27

西陣織・滋賀喜織物謹製 フォーマル用袋帯 格調ある銀箔七宝文

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西陣手織り帯の名店、滋賀喜織物製の銀箔地に七宝文を織り出した格調ある袋帯を紹介します。
滋賀喜の帯はデザインの良さはもちろん柔らかな抜群の風合いも特長です。
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素材をよく吟味して熟練の職人の手織りにこだわって作られています。

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王朝道具を染めた京友禅付け下げに合わせました。
上品で格調高く、結婚式などお祝いの席にふさわしい品物です。

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ぜひ手に取ってご覧ください。

2016.7.17

透け織で軽い夏帯を紹介 ~格調のある有職穀織物~

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穀(こく)織の夏九寸なごや帯を紹介します。
紗のような透け織で生地は薄て軽く、独特の張りがある風合いがあります。

九寸なごや帯ですが格調があります。夏の附下、色無地、江戸小紋と着用の幅も広く着物にも合わせやすいです。

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古代より存在した織物で特殊な織技術を復元し帯地として製作しています。
この生地は特定の神官や皇室の儀式で夏の有職装束として用いられていますが一般には馴染みが薄いと思います。
仕立ての際の帯芯は白か同色の夏用芯を入れてお仕立てします。

 

 

2016.7.14

すっきりとした白地の竺仙注染浴衣 ~テレビCMでも着用されています~

 竺仙の紫陽花柄浴衣です。すっきりと白地で紫陽花にはぼかしを入れて優しい雰囲気に染め上がっています。

最近流れているテレビCMで(JAバンク)松下奈緒さんが着用しています。

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注染(ちゅうせん)は明治に考案された技法です。木綿の白生地に型紙で防染糊を一定間隔に付けて折り返して畳み
上から染液を注ぎ込み、下からバキューム装置で染液を吸い込んで染める技法で一度に数反重ねて染めることができます。

生地は裏までしっかりと染まっているのが特徴で、柄の微妙なぼかし加減は熟練の職人技です。

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2016.6.15

夏のおしゃれ着 小千谷縮

サラリと清涼感がありお手入れしやすい事が特長の麻(苧麻)織物、小千谷縮の紹介です。
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ちぢみ織物ですのでヨコ糸に強い撚りをかけた糸を織り込み、生地のシボ立ちを出しています。
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今回ご紹介している品物は重要無形文化財に指定されている製法で作られたものではなく、生産効率を高めるために手仕事と機械を駆使して製作している価格は手頃な小千谷縮です。(伝統的工芸品)
吟味した苧麻糸を糸一本ずつ天然の蒟蒻糊で糊付を行い織ることでさらに風合い良く仕上がっています。(小千谷・吉新織物謹製)

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2016.4.27

総絞りの着物をお子様の着物に仕立て直した例をご紹介

お母様の思いがこもった着物を三才用の着物と被布に仕立て直しました。
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素晴らしい総鹿の子絞りの着物はきれいにお手入れされており、胴裏・八掛もすべて使うことが出来たので、追加したのは被布飾りのみです。
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特にお子様の着物に作り替える場合は、豊富な経験と熟練の技術が必要になります。
この被布衿の美しさにも職人の技が光ります。

2016.4.25

着物のお直しはお任せください。~~身丈伸ばしの例を紹介です~~


お直しの中でも多いのが身丈を伸ばすご依頼です。
こちらの絣紬のお着物の仕立て直しでは裄は問題なく伸ばせましたが、身丈は内揚げもなく通常の仕立て方ではご希望の寸法にはなりません。
これを解決する秘策がお端折で隠れる箇所に生地を接いで身丈寸法を伸ばす方法です。
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今回の場合は残り布がありましたのでやり繰りして柄まで合わせています。なるべく同じ地風の生地を選んで違和感のないようにしています。
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経験豊かな和裁職人の素晴らしい伝統技術で何とかしたい気持ちに応えます。

着られずに眠っている受け継いだ大切な着物も蘇らせます。まずはご相談ください。

2016.4.15

締めやすく緩みにくい、博多織の名門「西村織物」こだわりの伊達締め。紗織の夏物もご用意しています。

4月30日まで決算市開催中です。

さて、良質の糸から拘って製作している博多織の名門「西村織物」の伊達締めの数々です。
丈夫で締めやすく緩みにくいです。着ると見えないですが、着姿や着心地に影響する大切な品物です。
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単衣から夏用の紗伊達締めもご用意しています。
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こちらは白一色の献上伊達締めです。
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